みなさん、こんにちは! ゴルフリンク コーチの土居です。
今回のテーマは「1wの打出角度を適正化する」です。
打出角度とは、地面に対してボールが飛び出す角度を指しています。
1wでボールが上がらない為、キャリー不足で飛距離が出ない方は、打出角度を適正化することで解決できます。
打出角度の80%※を決めるのはダイナミックロフト(インパクト時のクラブフェイスの上下に対する角度)になります。
※数値は1wの場合になります。他番手では数値が変わります。
ボールが上がらない方はダイナミックロフトを増やす必要があります。
ここでは2つの項目をチェックします。
➀クラブのロフト角度を増やす。
現在のクラブのロフト角は何度ですか?ロフト角を増やすことが
最も簡単にダイナミックロフトを増やすことに繋がります。
近年はボールの低スピン化もあり、トッププロでもロフト角の多い1wを選ぶケースが有ります。
私は10.5°を使用しています。
➁ボールポジションをチェック、調整する。
アドレス時のボールポジションをチェックします。1wでの基準ポジションは左足内側の前です。
打出角度が低くなる場合、基準ポジションよりも身体のセンター寄りにズレているケースが考えられます。
センター寄りにズレているとアタックアングルがマイナス(ヘッドが打ち下ろされる時点でインパクトを迎える)に繋がり、ダイナミックロフトが減ってしまいます。
ボールが上がらないことが、飛距離を伸ばしきれていない原因だと
思われる方は2つのポイントをチェックしてみましょう。