みなさん、こんにちは! ゴルフリンク コーチの土居です。
今回のテーマは「林からの脱出ショット」についてです。
シチュエーションとしては、「ティショットが曲がって林に入ってしまい、グリーンは狙えないのでフェアウェイに出したい」状況でのショットです。
チェックする項目は3つです。
➀ボールのライはどのような状況か?
➁脱出したい方向の上下左右の障害はどうか?
➂ボールを止めたいフェアウェイまで何ヤードか?
➀については、ベアグラウンド(土)であることが多いと思います。
ベアグラウンドでは芝の上よりもダフリのミスが出やすい状況です。
ダフッて少ししか飛ばず、脱出に数回かかってしまった経験はございませんか?
➁については、左右の障害についてはチェックされると思いますが、上下の障害(上空の枝や地面の根等々)のチェックを怠りがちです。
林からの脱出で、失敗してしまう方の多くは、上空の枝にボールをぶつけてしまい
ラフにボールが止まってしまうケースが多いです。
➂については、綺麗に脱出できたかと思ったら、飛び過ぎて反対側の林まで行ってしまった…なんてこともあります。
これらに対応するために林からの脱出ショットのマスターが必要です。
使用するクラブは7番アイアンになります。
アドレスでボールを右足前に、やや左重心でセットします。
バックスイングでは左重心をキープして
インパクトはアドレスと同じバランスを意識します。
フィニッシュは大きく取らず、低く抑えたフィニッシュで止めるようにします。
ショットが曲がり、トラブルになることはトッププロでも避けることは出来ません。
リカバリー出来ることが、ゲームを大きく崩さないポイントになります。