みなさん、こんにちは! ゴルフリンク コーチの土居です。
今回のテーマはテイクバックについてです。
「クラブヘッドはどこに上げるのが正しいの?」「インサイドに上げるクセを治すには?」「両肘は伸ばしたまま?」
よくあるご質問を挙げてみました。ゴルフリンクのレッスンでは、スイング解析機材でテイクバックのヘッド軌道やフェイスアングルを解析して、基準のポジションとの差を把握して頂きます。
データや画像を見て、その差に気付かれた方は、基準のポジションを覚えようと目視等で確認されますが、この修正方法をされる方は、根本的にテイクバックの考え方が間違ってしまっている可能性が高いと推測されます。なぜかというと、テイクバックのポジションは作るものではなく、作られるもの(正しい動作をした結果)だからです。

GLMのテイクバックでの基本ポイントは2つです。

➀体幹部をアドレスで形成された軸をキープして回転させる。
➁腕(グリップ)を体幹センターライン(正確にはアドレスでの体幹に対するグリップポジション)から動かさない。

➀のチェックポイントは、首の付け根がアドレスのポジションから大きく動いていないかチェックします。この時、前傾角度がキープされているかを肩甲骨のポジションでチェックします。
重心の移動を足裏の踏圧で感じ取ることがコツです。
➁のチェックポイントは、グリップエンドの延長線がアドレスで指しているそのポジションをキープ出来ているかチェックします。3D的にキープされるようになることが重要で、体幹とグリップの「距離」もキープ出来ているかチェックしてください。

両手を胸の前で合掌して、体幹センターにキープしたまま身体を回すドリルが効果的です。

テイクバックを安定させるだけでその後のスイングプレーンやフェイスアングルに誤差が少なくなり、リピータブルな動きへと繋がります。
しっかりとマスターしましょう!